仁尾町で実験に成功した「太陽熱発電」とは
どんなものなのだろうか。
太陽「熱」発電であって、
一般的に知られる太陽「光」発電ではない。
これは、太陽の方向に向かって回転する大きな鏡で
太陽光を集めて高温を作り出し、
蒸気を発生させてタービンを回して発電
させるものだそうです。
原理的にいえば、
コンロの上にヤカンをのせてお湯を沸騰させ、
噴出した蒸気でタービンを回して発電させるのと同じ。
ヤカンから噴出した蒸気では力が足りないから
タービンなど回せませんが、
さんさんと降り注ぐ太陽なら大量の蒸気を
発生させて発電できるというわけだそうです。
もっとも、「太陽熱発電」は効率が悪いなどという理由で、
太陽エネルギーを利用した発電システムとしては主流になれず、
「太陽光発電」に主役の座を奪われてしまった。
仁尾町の実験も1985年には
「この場所は日照量が少なすぎて実験に適していない」
というので取りやめになってしまった。
ところが、
最近になってこの「太陽熱発電」が
また一部の人の間で注目を集めているというからおもしろい。
東北大学大学院環境科学研究科の
齋藤武雄教授らの研究チームが、
「太陽光発電の2倍の効率」の「太陽熱発電」を実現したと、
2004年8月に発表した。
なんでもタービンの形に改良を加え、
高効率のシステムを作ることに成功したのだそうだ。
これから実証実験を積み重ねて、
3kW程度の家庭用小型電源の形で商品化をめざしている
ということです。
いつ出来るのか待ち遠しい気がします。
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